このゆび、とまれ

なにをやるかはさておき、「このひととやりたい」というのがありますね。

そのひとが「やってきたこと」が、そのひとの一部ともいえます。とても魅力的なことをやってきたひとだからこそ、「このひととやりたい」となったりします。

こんなことをやりたいんだけど、だれか一緒にやってくれませんか?と呼びかけて、あつまってくれたひとたちとその目的を達成するように、目的が先にあって、良い関係が築けることもあります。こういうことを目的とするもの同士とは、きっといい関係が築けるはず!いい仕事がお互いできるはず!という、「目的」を通してお互いを推し量れる部分があるようです。

いいことをやろうとすればいいひとがあつまるし、いいひとを見つけてなにかをやれば、いいものが生まれる。

モノ、コト、ヒトの相乗効果。


「場」のチカラについて思います。

「場」は「モノ、コト、ヒト」のすべてを含んでいる。

「モノ、コト、ヒト」の有無やバランスがその「場」の質となる。

SNSでの呼びかけがたくさんの人を集めたりすることに象徴されるように、モノ、コト、ヒトをつなげる「手段」が発達して、選択肢がありすぎるくらいです。

どんな手段をつかおうか迷ってしまいますけれど、どこをどう通っても目指すところというのは、「モノ、コト、ヒト」によってつくられる「場」なのでしょう。

じぶんもその「場」の一部でありたいし、その「場」をしかける当事者になるようなことが、人生における大きなたのしみのひとつなんだろうなと思います。