最近「おやつ」に注目しています。
3時に食べるアレです。
いまさらかとお思いですか。
僕はつい自分をいじめ抜くような、禁欲的な自己調整のしかたに傾くことがいままで多かったのですが、そのことへのカウンターカルチャー(?)として最近取り組んでいるのが「3時のおやつ」です。
僕の日中の仕事は、たいてい17時に終業します。それから急いで帰って、楽器や歌の練習やらレコーディングを始めるのです。
このとき、「ああ疲れた」「おなかが減った」といった生理状態に、集中を削がれる感覚がありました。
ライブ出演などの本番が夜にあるときは、ほどよい緊張感と非日常感を持って、その日の行動や時間の管理をおこないます。20時台に演奏をおこなうことが多いので、たいてい18時台にほどほどな食事をします。すると、本番のときにちょうどよい生理状態でのぞむことができるように思うのです。
本番のときはそうやって時間と行動、そしてエネルギー摂取の管理をやってきましたが、日々の練習や録音に取り組むときには、それをないがしろにしがちだったのが、これまでの問題点でした。
僕の中で、「余計なエネルギーを摂ること」へのリスクやデメリットをおそれる気持ちが強かったのかもしれません。太るとか、胃が重くなって夕飯でしっかり栄養がとれなくなる危険を避ける意図がはたらいていたのだと思います。そのことがルーティン化して、おなかが減って疲れを感じたりすることがあっても、それを解決せずにスルーすることが常態化してしまっていたのです。
そこにきての、「3時のおやつ」なわけです。
終業後の音楽活動の質を向上させるという、目的のあるエネルギー摂取が悪いわけがないというのが、今の僕の実践の根拠です。
まだやり始めて日が浅いので、これからしばらく要観察。
確かな量の体験が得られるまでは、継続してみるつもりです。