霧雨は油断ならない

街に制服の生徒の姿が見えはじめたように思います。いま、もろもろの学校の夏休みって、早めに終わってしまうんですかね。日本中どこも、小学校も中学校も高校も、夏休み最終日といえば八月三十一日!というのではなくなっているのかもしれません。もちろん、夏休み中だからといって、制服を着て外出する機会がないわけではないでしょうけれど。単に部活の行き帰りかもしれませんしね。ただ、ぼくの勤務する公共施設のロビーで、宿題をやって過ごす(勉強する口実のもと集って、実際は話したりゲームしたりして遊んで過ごす)人が少し減ったかななんて思います。そろそろ、見せかけ上の勉強ではなくて、それぞれの家にこもって本気で勉強やら宿題の掃討作業やらに精を出し始めたのかもしれません。あるいは、ほんとうに学校が始まったという生徒も中にはいるのかな。


天気が不安定ですね。急にバチバチと構造物を打つ雨が降ってきたりします。霧のような雨も油断なりません。やわらかい霧雨だから大丈夫だろうなどと生身で勇んで自転車に乗ろうものなら、目的地に着くころにはべったりと濡れた衣服が生身にまとわりつくほど濡れてしまったなんてことがあります。激しさを内に秘め、着実にことを進める、もっともこの世で賢く抜け目のない存在それが、霧雨でしょう。


本日、金曜日。明日は土曜、そのつぎは日曜日。ぼくはちょうど、おとといあたり、気合い(たかが気合いですが)を入れて進めていた音源づくりとその発表がひと段落したところでしたので、ゆるんでおります。これから、ネットまわりでのその音源の公開や発表にかかわることをやっていきます。週末はコミティアという、二次創作を含まない同人誌の即売イベントへ出かける予定です。客として行きますが、いつか出展してみたいですね。同人誌即売会で音楽を収録したディスクやテープを売る人もいるみたいです。つくり手とお客が直接表現でつながれる場としては、最も規模の大きいものなんじゃないでしょうか。熱量、高いと思っています。


お読みいただき、ありがとうございました。