33歳の思春期

アレルギー体質が昔からあるようでして、春に花粉症になりますが秋は秋でなにかとかゆくなったり体調を崩したりします。台風で気圧ががくんがくんと乱れるからなのかなどと、じぶんの体調が安定しない理由を探し求めて納得したいかのようなのですが、腑に落ちる見通しもありません。


体調の節目となる時期が人生にいくつもあるなんて話をなかば鵜呑みにすると、いまのぼく(33歳と半分ほど)がその節目なのかななどと思います。最近、体調が安定しないと思わせるような兆候がいくつも波状にやってきて絶えることがないのです。特に油っぽい食事をつづけたわけでもなしに、謎ににきびが頻発したりですね10代か)。


いつも目の前のことをどうこなそうかで精一杯です。それでいて、すこしでも時間の緩みを見つければ何かを生み出したいと躍起になって、キーボードを叩いたり楽器を持って声を出したり硬い柔らかいの筆を持っては圧力をかけてなにかを描いたり、そんなたいそうなものはなにもなく虚無と無為に苛まれたりほだされたりしています。


なにか大きな成し得たいこと、例えていうのなら建築物のようなものの設計図らしいものがぼくにはまだないのかもしれません。部品や、ハードの中身に入れるソフトづくりの妄想ごとがせいぜいです。それが悪いともいえませんが、このままですべてがいいとも思わない。


33歳にして、思春期が来ている感じです。