うがいブーム

いかに風邪をひかないか、その方法をずっと探しています。あるいは、ひいてしまったら、いかにその影響を少なくし、早く直すかという方法を探して、いろいろ試してきました。


蜂蜜がいいとか、蜂蜜は蜂蜜でも「マヌカハニー」がいいとか、ハーブティがいいとか、ハーブティはハーブティでもカモミールがいいとかエキナセアがいいとかミントは消炎効果が望めるとかアニスは咳を沈めるとか、そりゃもういろいろなわけで。マスクを常用するとか、ユーカリのエッセンシャルオイルはのどがすーっとするとか、スウィートオレンジの香りは安眠を手伝って結果的に風邪を遠ざけるのじゃないかとか。


効果があったと思えるものもありましたし、でも、こんなにいろいろ試して研究しているつもりだけれど、努力して風邪ひかないようにしているつもりだけれどまたひいちまったやん! どよーん。なんてことを繰り返しています。


今は、うがいがマイブームです。ブームがうがいって、すこしおかしいですかね。


私はうがいが苦手でした。じょうずにうがいができなかったのです。のどの奥まできちんと水を行き渡らせて深くうがいをしようとすると、のどの奥に入り過ぎてしまって、気管支に侵入しかかるのかゲフゥ! とすぐなってしまいます。それをおそれて「浅〜く」していると、ちっとも効果がのぞめないかんじで不満のままです。


そんなうがいへの自分の「へたくそ意識」を変えたのが、うがい薬です。うがい薬を使ってうがいをすると、水でうがいをしていたときよりも、口のなかのうがい薬を含んだ液体の「ありがたさ」がかなりあがります。「やべっ。のどの奥に入り込み過ぎて吐き出しそう」と思っても、水でうがいしているときよりももう少し吐き出すのをがまんして、ねばることができます。口に含んだ液体を、「大事に」できるのです。それで、結果、長く液体を口内にとどまらせ、うがいの時間も長く保てるようになりました。「奥深く」を心がけるよりも、「安定」して息を少量ずつ漏らしつづける感じでするのが、うがいのこつだと今の私は心得ました。そうすることで、結果的に、より深く、奥まできちんとうがいの効果が得られるように思います。


このうがいブームがはじまって以来、まだ風邪をひいていないので、今の私にとっての「風邪ひかないでいさせてくれる絶対神」は、うがい薬をつかってのうがいです。これも、風邪ひいたら「なぁんだ。」ってなっちゃうのかもしれませんけれど。


歌ったり演奏したりの活動を私はするので、こんなに躍起になって、「風邪ひかない方法」「風邪の影響を最小限にする方法」をいつも探っています。早く寝る、バランスよく定期的に食べる、は大前提。


お読みいただき、ありがとうございました。